【イベントレポート】タイ料理教室「ミヤンカム」「マーホー」
今回のタイ料理教室は
伊丹市(兵庫)のシェアショップ「POT」内のレンタルキッチンにて開催でした。
「POT」は、1階がカフェ、帽子屋さん、老舗の漬物屋さん、
2階には、キッズアパレル、漢方サロン、フラワーショップ、フォトスタジオ、イタリアンレストラン、デザイン事務所など
多業種のショップが併存している、伊丹のおしゃれなビル。
レンタルキッチンは、階段を上って各ショップを通り抜けたところの奥で、
天井が高く、陽当たりの良い広々としたフロアの明るい窓際は、秋晴れの日には一段と気持ち良く感じられたスペース。
講師はおなじみ、モモコ先生。タイ料理研究家など飲食分野ほか、執筆、音楽でもマルチに活躍中。
新宿ゴールデン街のバー「ソワレ」のママという一面(バイリンガルなモモコ先生がお店に立つ日は外国人で朝まで満席になるんだそうです!)や、12月はタイ・ホアヒンで行われる音楽フェスで、在タイ時代に活動していたロックバンドメンバー「FUTON」のライブ演奏のため渡タイされる予定。現在はソロとなりシンガーソングライター「MOMOKOMOTION(モモコモーション)」の名で東京を中心にライブ活動も。
→モモコ先生の新しい書籍「新宿ゴールデン街日誌」やZINEはこちら
→シンガーソングライターMOMOKOMOTION
レッスンメニュー「ミヤンカム」と「マーホー」。
どちらも、フォーマルなパーティからアットホームな集まりでも出されるおつまみや前菜、スナックといったもので、彩りがあってエレガントな料理。「ミヤンカム」には、家族や親しい友人のお茶うけやおやつでも食べられる庶民的な一面もあります。
→メニュー紹介はこちらへ
まずは「ミヤンカム」。
8種類の具材をバイシャプー(這胡椒)という葉1枚に包める、具材を並べた時にもきれいに見える、食べて口の中でそれぞれが均等な味になるために、大きさを揃えて小さく切ったり、ナッツ類は香ばしく炒る下準備が、主な調理作業。タイ料理の重要なポイントの「香り」「風味」の裏には、ひとつひとつにこのような丁寧に手間をかける下ごしらえがあるんですね。
今回は「ミヤンカム」の具材を盛り付ける器も、バナナの葉で作りました。
バナナの葉は、繊維の向きで避けやすいことを理解すれば、紙よりも厚くて丈夫で、思いどおりの大きさに調整して器が作れるので便利です。
実は栄養があって美味しいし、葉っぱはラップやホイル代わりにも使えるバナナの木が、庭や裏山、公園とかにいつもあるといいなぁと思います。
出来上がりは、1人1個ずつ、ラフエイジアの竹かごのケーキスタンドを使って盛り付けていただき、
「タイ風アフタヌーンティー」の完成!
上の段に「ミヤンカム」の8種類の具材、下の段には、その具材を包む「バイシャプー」という葉っぱと、
モモコ先生おすすめの食べ方の「ミヤンカム風タルティーヌ」(オープンサンド)用のスライスしたバゲッドものせて。
そして、もう一品のレッスンメニューの「マーホー」。
スライスしたパイナップルやオレンジの上に、ガピやナンプラー、パームシュガーなどで味つけしたお肉とピーナッツのねっとりした餡をのせて、トッピングにはパクチーの葉と細切りした唐辛子の緑と赤で彩りを添えるそうです。
「マーホー」は、色鮮やかで、子供から大人までみんなが食べられて、おもてなしになる一品なので、ハロウィン、クリスマス、お正月などイベント事が多く、フルーツが豊富で美味しい日本の秋から冬の季節にはぴったりのメニューではないでしょうか。
試食は、会場のPOTのビンテージ調のソファとテーブルで、ポットでサーブした紅茶と一緒に楽しんでいただきました。
どちらのメニューも、口の中で混ぜ合わせる「口中調理」という言葉がぴったりの料理。
葉っぱの中に干しエビやショウガやナッツ!?、お肉の餡と果物!?、とイメージがつかない組み合わせですが、バラバラの風味や食感の具材が、口の中で美味しい味に変化していくのが楽しく、後を引く美味しさでした。
また設えも、カフェか、友達の家のリビングで話しているかのような居心地に良さで、
レッスンメニューの味に驚き、感動しながら、それぞれのタイ経験や印象、タイ料理の情報などを、各クラスの皆さまと楽しくシェアする時間でもありました。
2024年のモモコ先生のタイ料理教室は、1月と11月の年2回の開催でした。
不定期にもかかわらず、リピーターの方々、欠かさずご参加いただく方々をはじめ、
偶然に知ってすぐお申込みいただいたり、S N S更新で開催の案内をずっと心待ちにしてくださっていたことを知れたり、
思わぬことも知れて、とても嬉しかったです!
ラフエイジア主催のタイ料理教室は
集中して知識やスキルを身につけるデモンストレーション型ではなく、
興味があるレッスン内容とタイミングでいつでも参加できる単発型の教室です。
参加いただく皆さまは、タイやタイ料理が好きや詳しい方だけでなく、
異文化に興味を持つ方、異国のエッセンスを自分に加えたい方、料理とおもしろいことが好きな方、
ちょっと行ってみたい気持ちになったなど、理由はいろいろのようで、
そんな楽しい方々が集まるおかげで、いつも話が弾む、なごやかなゆるい雰囲気で続いています。
次のタイ料理教室は、明確な時期が決まっていませんが、
皆さまとのタイ料理教室を通じた楽しいつながりがクロスする場がまた次も出来るよう、折を見て企画したいと考えています。
開催が決まりましたら、本サイトと各SNSページ(Facebook,Instagram,X(旧Twitter))にてお知らせします。
フォローして、次回お知らせをどうぞご期待ください!
今回も、お招きしたモモコ先生、会場協力いただいたPOTとスタッフ皆さま、
参加くださった皆さま、お買い物などでご来場いただいた皆さま、どうもありがとうございました!
会場協力 :POT(兵庫・伊丹)
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