
【イベントレポート】クロックヒンWS 「パクチー丸ごと使い尽くす!」
クロックヒンで深まる、パクチーの魅力!
みなさま、こんにちは。
クロックヒンワークショップ講師のまり子です。
先日開催しましたクロックヒンワークショップ、「パクチー丸ごと使い尽くすレシピ」のイベントレポートをお届けしますね!
4月も、いつも楽しい気分になる空間、大阪・北浜のフォークオールドブックストアさんで開催させていただきました。
パクチー好きさんはもちろん、クロックヒンを愛用してくださっている方など、今回も、たくさんの方にご参加いただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです!
そして、スペシャルサプライズ!紅茶喫茶2cupsのユリコさんのご自宅から、なんとパクチーのお花の差し入れも!
白い小さなお花がとっても可愛らしくて、パクチーの花は初めて見た!という方がほとんどで、みんなで心が和みました。
食材としてのパクチーの葉や茎の香りはもちろん、可愛いお花を愛でながら、実際に味わってみることで、まさに五感でパクチーを堪能できる、パクチー尽くしのワークショップのスタートとなりました。
→メニュー詳細は、イベント案内のこちらへ
知らなかった?パクチーって違うよね!
日本で売られているパクチーって、お店によって大きさや背丈が違うんですよね。そうなると、根っこの大きさや茎の長さも変わってきます。背丈が低いものは根が細くて葉が多いためトッピングやサラダづかいに、茎が長く背丈があると根は立派なものが多いため、スープの香味野菜やサームグルーに、それぞれ料理に適した大きさでパクチーを選ぶのも楽しいな、と思っています。
さらに、コリアンダーシード(パクチーの種)も、原産国によって大きさが違うみたいです。実際に食べ比べてみると、やっぱり味もそれぞれ違うから面白い!
普段何気なく食べているパクチーも、あらためて注目してみると、こんな発見もあるんですよね。
そんなパクチーについて少し知った上で、いよいよお待ちかねの実習スタートです!
まずは、種から。コリアンダーシードの香りをあらためて確認。
スパイスとしてお馴染みのコリアンダーシード。フライパンでじっくりと炒ってから、クロックヒンで丁寧に擂ってパウダー状にすると…、びっくりするくらい香りが違うんです!市販のパウダーでは感じられない、フレッシュで香ばしい香りがふわ~っと広がります。
だいたいのブレンドスパイスやミックスマサラに使われている理由が、クロックヒンで擂ってみると、とてもよく分かります。主張しすぎずに、全体の風味を豊かにする「縁の下の力持ち」的なスパイスがコリアンダーシード。
今回は、この挽きたてのコリアンダーシードの豊かな香りを活かして、季節の和え物を1品作りました。春キャベツとオレンジの爽やかな組み合わせは、コリアンダーシードの香りと相性抜群!
まだ知られていない!?パクチーの根っこってすごい!
タイ料理では、パクチーの根っこは、葉や茎と同じように大切な食材で、ハーブの一つとして使われているんですよ。その根っこにニンニクと白胡椒を加えて、クロックヒンで丁寧に擂り潰して作るのが、タイ料理の基本となる香味ペースト「サームグルー」です。
クロックヒンの中でこの香味ペーストを作ったら、さらに挽き肉を加えて、粘りが出るようにトントンと叩き混ぜます。そこに調味料を合わせれば、あっという間に肉だねの完成!
あとは、パクチーの根やニンニク、生姜などの香味野菜を入れたお湯の中に、丸めた肉だねをポンポンと入れていけば、美味しい肉団子スープができちゃいます。
今回は、「パクチー丸ごと使い尽くす」がテーマなので、肉だねの中にみじん切りにしたパクチーの茎や葉もたっぷり加えました。
まさに、スペシャルパクチー肉団子!クロックヒンがあれば、手を汚さずに、つなぎなしでもジューシーな肉団子が作れるので、本当に便利です。
クロックヒンで、ヴァカモレも簡単に!
クロックヒンは、アボカドを潰してマッシュするのもお手の物!あっという間に、なめらかで美味しいペーストが作れます。
今回は、塩とレモン果汁の定番のヴァカモレのレシピに、新玉ねぎとパクチーをたっぷりと加えた、パクチー好きにはたまらない「パクチー山盛りヴァカモレ」を作りました。
さらに、仕上げには、先にクロックヒンで擂っておいた香ばしいコリアンダーパウダーをトッピング!香ばしい風味がさらにアップして、もう大満足の美味しさです。
完熟したアボカドなら、フードプロセッサーやマッシャーなどの調理道具や面倒な後片付けは一切不要!クロックヒンに入れて潰すだけで、あっという間にペースト状になります。そのままテーブルに出しても、素敵な器になり得てしまうのも嬉しいポイント。
また、クロックヒンでアボカドをマッシュすると、ちょっとゴロゴロとした食感を残せるのがまた良いんですよね。アボカド好きさんには、ぜひ試してほしい作り方です。
ヴァカモレの本場メキシコにも、石製のすり鉢があるようで、形や質感は少し違うようですが、いつかメキシコのクロックも実際に手にして使ってみたいです。
ほんとに丸ごとなパクチー!
パクチーって、葉や茎は美味しく食べられるのはもちろん、可愛い花には癒されるし、種はスパイスや来年の種として楽しめるし、本当に魅力的なハーブです。
特に、今回はパクチーの花と一緒に、採れたての新鮮なコリアンダー(パクチーの種)でパウダーにして味わう機会もあって、鮮度の高いものはやはり香りが豊かで、感動しました!
今回のワークショップを通して、パクチーの美味しさはもちろん、花までも丸ごと知ることができて、参加者の皆さんからも「さらにパクチーが好きになった!」という嬉しいお言葉をたくさんいただきました。私自身も、皆さんと一緒にあらためてパクチーを堪能できて、本当に楽しい一日でした。
これからも、クロックヒンだからこそできる、美味しくなる、とっておきのレシピをどんどんご紹介していきますので、どうぞお楽しみに!
来月のワークショップは「自家製たれ」づくり!
ラフエイジア主催のクロックヒンWSは、単発型の不定期開催です。
クロックヒンで楽しく作って美味しく食べて、楽しい時間を気軽に体験できる約2時間程度のクラスの内容になっています。
初めての方も、リピーターの方も、お一人でも、グループでも、大歓迎です!ぜひお気軽にご参加ください。
詳細が決まりましたら、こちらのブログや各SNSページ(Facebook, Instagram, X)でお知らせしますので、ぜひフォローしてくださいね。
今回も、紅茶講座とドリンク提供いただいた紅茶喫茶2cupsさん、
会場協力いただいたフォークオールドブックストアとスタッフ皆さま、
ヴァカモレのレシピとアボカドの見極め方を教えていただいたcooking salon MIZUKIさん、
そして、ご参加くださった皆さま、どうもありがとうございました!
会場協力 :フォークオールドブックストア(大阪・北浜)
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