【美味しいレシピ】「梅醬」ペースト

寒い冬の日や、体調が優れない時にぴったりの「梅醤（うめびしお）」。
梅干しに味噌や醤油、生姜の組み合わせで、体の中から温めてくれる、昔から日本の家庭で大切にされてきた「おばあちゃんの知恵」みたいな養生食です。

市販ものもいいですが、自分で作ると好みの味に調整できるし、何よりできたての生姜の風味が違います。
体が温まるので風邪予防にもぴったりで、疲れた時や小腹がすいた時の一杯にもちょうど良いですよ。

クロックヒンならあっという間に出来上がる、手作りの「梅醤」ペーストのレシピをご紹介します。

「梅醤」とは？

「梅醤（うめびしお）」は、日本の昔ながらの食養生の一つで、梅干しと味噌または醤油、生姜を組み合わせた滋養のあるペーストです。古くから、胃腸を整え、冷えを和らげ、疲れた体を元気にする「家庭の万能薬」として親しまれてきました。

梅干しにはクエン酸がたっぷりで疲労回復に◎。生姜は体を温めてくれて、味噌は腸内環境を整えてくれる働きも。
この3つを組み合わせた梅醤は、特に寒い時期や風邪気味の時に心強い存在です。

手作り梅醤の作り方

｜材料｜

生姜：ひとかけ
梅干し：1個（種を取ったもの）
味噌または醤油：小さじ1～（お好みで）

｜作り方｜

生姜を潰す
生姜を薄切りにして、クロックヒンで潰します。
梅肉を加える
種を取った梅干しを加えて、さらに潰す。
味噌or醤油を混ぜる
味噌または醤油を加え、なめらかになるまで混ぜたら完成！

｜梅醤ペーストの飲み方｜

お湯割り：　熱湯を注いで、生姜湯のようにシンプルに飲むのが定番。

番茶割り：　番茶で割ると、より和風な味わいに。黒豆茶や万能茶などノンカフェインで香ばしいお茶も合います。

ほかには、大根や蓮根の搾り汁（すりおろして絞ったもの）を混ぜるというレシピもあるようで、さらに効果が高まりそうです。

｜クロックヒンの使い方のポイント｜

生姜の切り方は、乱切りよりスライスして断面を広くした方がクロックの中で転がらずに潰しやすくなります。
滑らかに仕上げると、飲みやすく他にもアレンジしやすいペーストに。粗めに仕上げると、生姜や梅干しを嚙みしめながらいただけ食材の香りや食感がより楽しめます。
好みの潰し具合で作れるのが、クロックヒンならではの楽しみ方です。

｜こんなアレンジも！｜

クミンで、ほのかなスパイスの風味と消化を助ける効果もプラスされます。
　＊クミンを入れる場合はクミン→ショウガ→梅干しの順で潰します。
ハチミツや黒砂糖を加えると、飲みやすくなります。

「梅醤」は、意外と自宅にある食材で作れて、簡単なのに体にも心にも優しくて、元気になる万能調味料。
ほぅっとひと息ついて、日本人だなぁとしみじみ実感できる味。

クロックヒンを使えば、あっという間に作れるので、ぜひ試してみてくださいね。