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【美味しいレシピ】タイのもち米「カオニャオ」をフワットとモーヌンを作ってみた

こんにちは、ラフエイジアです。今回はタイのもち米蒸し器フワットモーヌンのご紹介です。

 

 

ちょっとインテリアに置いていても格好いいフォルムじゃないですか?新進気鋭のデザイナーオブジェのような…(そうでもないか)

 

一見、調理器具に思えない風貌ですが、こちらはタイのもち米「カオニャオ」を蒸すための道具です。カオニャオとはタイ北部、イサーン地方及びラオスなどで主食としてよく食べられていて、どういう風に食べられているかは、後ほどご紹介します。

 

まず、バケツのようなアルミ鍋が「モーヌン」、逆三角形の蒸しかごが「フワット」と言います。
使い方は、とってもシンプルで「モーヌン」にお湯を張って、その上にち米を入れた「フワット」を乗せて蒸しあげます。

 

しかし、なぜ、この形でなければならないのでしょうか?ここが、タイ人の知恵のすごいところ!

それは、アルミ鍋の蒸気を逆三角形の先端に集約して早く蒸すため。

 

どうやって使うのかまだ分からない方もいらっしゃるかと思いますので、実際にフワットとモーヌンを使って「カオニャオ」を蒸すところを動画にしてみました。

意外と簡単にできますので、レシピとご参考にぜひご自宅でもお試しを!

 

作り方

《2~3合の蒸し時間》

  1. もち米はあらかじめ、ひと晩吸水させておく
    *時間がないときは、ぬるま湯に1時間でもOK。
  2. モーヌン(アルミ鍋)で水を入れて沸騰させる。
  3. フワット(ざる)にもち米を入れて軽く水を切って、モーヌン(アルミ鍋)の上に置いて蒸す。
    *もち米は直接フワットに入れて水を切るか、蒸し布やふきんに包んでも良いです。
  4. 蓋をして中火で5~10分蒸す
  5. 途中、急ぐ時は、蒸し布使用の場合はしゃもじなどでもち米を混ぜるか、蒸し布を使わない場合はフワットを持ち上げて、もち米の上下をひっくり返す。急がなければ、そのままで。
  6. さらに5~10分蒸す。
  7. 一番上の中心部のもち米を食べてみて、固くなければ完成。
    まだ固く芯が残っていれば、引き続き芯がなくなるまで蒸す。

 

  • 充分に吸水したもち米2~3合は、15~20分ぐらいで蒸し上がります。
    4合以上は、蒸し時間が長くなります。
  • 蓋は無くても良いですが、した方が早く蒸し上がります。
  • しっとり仕上げたい時や吸水が足りない時も、蓋で蒸気を閉じ込めて蒸すと、早く蒸しあがります。
  • 蒸し布なしで上下をひっくり返す時は、へらやしゃもじなどでフワットとのすき間を作って、もち米と中央へ寄せておくと上手くひっくり返せます。
  • 蒸しあがり後、乾かないようにガティップなどの別容器や袋に入れるか、濡れ布巾やラップをかけておくか、炊飯器などで保温すると良いです。

 

 

 

タイのもち米「カオニャオ」ってどうやって食べてるの?

 

そのタイのもち米「カオニャオ」は、日本のようにお菓子に加工したり、白米がわりに主食として食べますが、
日本との違いは、主食で食べる場合はお餅にせず、米粒のまま手で食べます。

 

タイのもち米は、水分が少なくパラパラしているので、指にくっつきにくく、手でも食べやすいのが特徴です。

 

【美味しいレシピ】タイのもち米「カオニャオ」をフワットとモーヌンを作ってみた
お櫃(ひつ)がわりの小さな竹カゴ「ガティップ」に入れて保存して、
テーブルの上では、お皿に盛った状態で、みんなでシェアすることが多いです。

 

食べ方は、指三本(たくさんの指で触れない)で自分の食べたい分を適当にとったら、
片手でにぎにぎ丸めて、小さなおにぎりを作って、おかずを乗せたり、タレやおかずの汁に浸して食べます。

家族や友達など大勢で食べる時は、楽しくワイワイおしゃべりしながら、手ではもち米の握りの頃合いをみて、
みんなとの間合いを見計らって、いいタイミングでさりげなく、おかずに手を伸ばしたり、口に放り込んだりして、食事を楽しむのがタイ人らしい食卓の風景。日本人の「空気を読む」に似ていますね。

 

 

ラフエイジア主催のタイ料理教室でもイサーン料理のレッスンメニューでは、主食は必ず「カオニャオ」。
初めて食べる方は、皆さん「美味しい~!」と人気です。

子どもも、お箸なしで手づかみで食べられますし、
おにぎりよりも準備が簡単なうえ、腹持ちもいいので、お弁当にもおすすめです。

 

 

お菓子やスイーツでは、お団子やお汁粉、おはぎのようにして作られたりして和菓子に似ています。

タイらしいといえば、ココナッツミルクやフルーツと合わせていただくこと。

 

【美味しいレシピ】タイのもち米「カオニャオ」をフワットとモーヌンを作ってみた

こちらは、パンにアイスともち米を挟んで食べるタイのおやつ「カノムパン・アイティム・カオニャオ」。

ラフエイジアの1day cafeのコラボイベントでも好評のスイーツ。

▼その模様はこちら

「1day cafe イベントのお知らせ」

「イベントレポート《Khopkhun:cups(コップンカップス)》2023.05」

 

アイスとお米?と思いますが、日本でもお餅とアイスやあんこともち米の組み合わせ、といった感じです。

 

【美味しいレシピ】タイのもち米「カオニャオ」をフワットとモーヌンを作ってみた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、マンゴーともち米を合わせて食べる「カオニャオマムアン」も有名で、日本人にも大好きな人が多いタイスイーツですね。

 

クロックヒンで、ナンプリック(タイ風ディップ)を作って、フワットとモーヌンでカオニャオを蒸して…、
日本に居ながらにして、なんとここはもう、タイ!?(には、ならないか、、、笑)

 

タイの生鮮野菜や調味料、タイ料理キットなどがスーパーや通販で、すぐに買える便利な日本になった今、
タイに旅行に行けない時、そうやっておうちでタイ気分を味わうのが良いですね。

 

そして、毎日でもタイ料理を気軽に楽しんでいただけるよう、
皆さまのキッチンに、ラフエイジアがおすすめするタイの台所用品も充実していただけると嬉しいです。

 

 


 

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